「実践的で体験型の授業なので、みなさんも勉強が面白くなり、どんどんやる気になると思います。」
例えば、地理の授業でフランツ・ジョセフ氷河を訪れ、文化と自然環境が氷河や周辺地域に住む人々の暮らしに与えた影響を実際に見ました。また数学の授業では、方程式を覚えるだけでなく、仕事で使うコンピューター・プログラムに応用する方法を学びました。
このような学習を通して、授業で学んだことを実際の生活にどのように生かせるのかがわかりました。
温かいサポート
英語で勉強するのは大変なので、クラスの友だちよりもずっと頑張って勉強しなければなりませんでした。周りの人たちの助けがなければ、2年半の課程を修了することはできなかったと思います。
先生は私が質問すると親切に答えてくださり、目標が達成できるようサポートしてくれます。私はNCEAレベル2と3で良い成績をとることができました。友だちは最高。お陰で毎日が楽しくて一生の思い出がたくさんできました。国際課やホームステイ担当のスタッフがいつも私を励ましてくださるので、前向きな気持ちになり、様々なことにチャレンジし困難を克服する力が湧いてきます。
これから留学する人へのアドバイスですが、困ったことがあったら必ず助けを求めるようにしてください。自分がどんな風に考え感じているのかを伝えることが大切
です。あなたの周りには助けてくれる人がいます。そして助けてくれた人には感謝して大切にしてください!


多様性豊かで多文化な社会
ニュージーランドは小さい国で日本よりも人口は少ないですが、エキサイティングでチャンスに溢れています。クライストチャーチ留学生協会の大使としての経験もそのひとつです。
大使として世界中の人々と出会う機会に恵まれました。協会の活動を通して、多様性が社会にどのような恩恵をもたらし、異なる文化や価値観を持った人々がどのように共存しているのかを知ることができました。多様性豊かな社会では視野を広げ偏りのない公平な判断をすることができます。文化や価値観の違いから起こる摩擦も話し合いによって解決することが多いのです。
協会大使としての経験をしたことで、日本の大学で専攻したい分野も決まりました。大学では移民をテーマにして政治学と経済学を学び、異なる文化を持つ人々がどのように共生できるのか研究したいと思います。

私の「チョイス」な決心
日本の高校を離れてニュージーランドに留学したのは、あと1年で高校卒業という時でした。あまり一般的なケースではないと思いますが、今では自信をもって正しい選択だったと言えます。まさにチョイス(ニュージーランドで「素晴らしい」という意味の言葉)な決心でした。このような決心をした自分とそのお陰でニュージーランドに留学して学んだことを誇らしく思います。